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物理SIMカード(pSIM)とeSIMの比較

基本

2026年8月19日更新

執筆:Rony

物理SIMカード(pSIM)は、昔ながらの取り外し可能なICカードで、最近の端末ではnanoサイズです。通信会社のプロファイルを1つだけ保存し、端末から端末へ差し替えられ、店頭で交換します。eSIMは同じ役割を媒体なしで果たし、プロファイルははんだ付けされたチップにダウンロードされます。現在の端末の多くは両方に対応しており、旅行者にとって魅力的なのは、この2つを組み合わせて使えることです。

旅行でEIDが重要になる理由

旅行者にとって勝負はすぐにつきます。現地の物理SIMは現地で購入するもの(行列、パスポート提示、日曜は店休)で、海外旅行用eSIMは自宅のソファで購入して到着時に有効化できます。何よりeSIMなら、普段使っているSIMカードを抜く必要がありません。並行して使えるので、いつもの回線はそのまま残ります。

物理SIM(pSIM)にも正直なところ2つの利点が残っています。端末から端末へ自由に差し替えられること(スマートフォンが壊れたときに便利)と、eUICCを搭載していない古い端末でも使えることです。決め手になる場面は減りつつありますが、確かに存在します。

よくある誤解

「eSIMは物理SIMカードよりセキュリティが低い」

むしろ逆です。物理SIMカードはスマートフォンごと盗まれ、数秒で別の端末に差して悪用されます(物理的なSIMスワップ)。一方、eSIMのプロファイルはチップから取り出せません。盗難時は回線ごと遠隔で無効化できます。eSIMの弱点は別のところにあり、端末を失った場合に事業者の再発行手続きに頼らざるを得ない点です。

物理SIMとeSIMの比較

項目物理SIMカードeSIM
入手方法店頭または郵送オンラインで即時
旅行のとき現地で購入し、いつものSIMカードは抜く出発前にインストールし、いつもの回線は維持
機種変更SIMカードを差し替える事業者によってソフトウェア上の移行または再発行
スマートフォンの盗難盗んだ人がSIMカードを再利用できるプロファイルは取り出せず、遠隔で無効化できる
古い端末対応eUICCチップが必要(最近の機種)

比較するときに変わること

eSIMratの比較サービスが掲載しているのはeSIMだけですが、「現地で物理SIMを買う」という選択肢も正当な比較対象です。国によっては単純な価格で勝つこともありますが、手間、手軽さ、いつもの回線を残せるかという点ではほぼ必ず負けます。滞在期間と照らし合わせて判断しましょう。

渡航先ごとにeSIMプランを比較

ネズミのアドバイス: 旅行中もいつもの物理SIMカードはスマートフォンに入れたまま、回線は有効、データローミングはオフにしておきましょう。銀行からのSMSは届き、電話番号も使える状態のまま、データ通信は現地のeSIMが担います。トレイから抜いてカバンにしまったSIMカードは、なくなるのを待っているようなものです。

関連項目

よくある質問

物理SIMカードをeSIMに切り替えることはできますか?

はい、大手通信会社ならどこでも可能です。切り替えはアプリや会員ページから行え、ブランドによって無料または数ユーロ程度の手数料がかかります。電話番号もプランも変わらず、なくなるのはSIMカードだけです。

海外旅行用eSIMを使うとき、物理SIMはどうすればいいですか?

そのまま入れておきましょう。デュアルSIMはまさにそのための機能です。いつもの回線は着信可能なまま(EU圏外ではデータローミングをオフ)、データ通信は海外旅行用eSIMが担います。SIMカードを抜くのはトレイが必要なときだけで、eSIMならそうした場面はありません。

スマートフォンから物理SIMカードはなくなるのでしょうか?

移行は進んでいます。アメリカで販売されるiPhoneはiPhone 14以降SIMトレイがなく、eSIM専用モデルは他の市場にも徐々に広がっています。ヨーロッパではトレイがまだ残っていますが、方向性ははっきりしています。