EID(eSIMチップの識別番号)
EID(eUICC Identifier)は、スマートフォン、スマートウォッチ、タブレットに内蔵されたeSIMチップ(eUICC)の32桁の固有番号です。識別するのはプランではなくチップそのもので、eSIMをインストールしたり削除したりしても変わりません。一部の通信会社やeSIM事業者は、端末の対応状況を確認したり、eSIMを準備したりするためにEIDを求めます。
旅行でEIDが重要になる理由
ほとんどの海外旅行用eSIM事業者は、購入時にEIDを求めません。QRコードが届き、EIDなしでインストールできます。ただし、次の3つの場面では必要になります。事業者が購入前に端末の対応状況を確認するとき、インストールがうまくいかずテクニカルサポートがチップを特定する必要があるとき、そして現地の通信会社(特にアジア)が端末を登録するときです。
覚えておきたいのは、10秒でEIDを確認できるようにしておくことです。特に海外でサポート担当者から求められたときに役立ちます。
よくある誤解
「EIDはeSIMのシリアル番号である」
違います。EIDが識別するのはインストールしたeSIMではなく、スマートフォンのチップです。インストールした各eSIMには、ICCIDという別の番号があります。EID=チップ、IMEI=端末、ICCID=プラン、と3つセットで覚えておきましょう。
実際には:端末ごとの違い
iPhoneの場合
- 「設定」を開き、「一般」、「情報」の順に進みます。
- EIDの項目までスクロールすると、32桁の番号が表示されます。
- どの端末でも使える方法:電話アプリで*#06#に発信すると、IMEIの横にEIDが表示されます。
Androidの場合
- 「設定」を開き、「デバイス情報」(端末情報)に進みます。
- メーカー(Samsung、Google、Xiaomiなど)に応じて、「SIMのステータス」または「EID」の項目を探します。
- *#06#の方法も、eSIM対応のほぼすべてのAndroidで使えます。
EID、IMEI、ICCID:それぞれ何を識別するか
| 識別番号 | 識別する対象 | 形式 | 確認場所 |
|---|---|---|---|
| EID | スマートフォンのeSIMチップ(eUICC) | 32桁 | *#06#または「設定」 |
| IMEI | スマートフォン本体 | 15桁 | *#06# |
| ICCID | インストールされたSIMまたはeSIMのプロファイル(プラン) | 19〜20桁、89で始まる | 「設定」のSIMの項目 |
比較するときに変わること
eSIM事業者が購入前にEIDを求めるのは、むしろ良い兆候です。代金を受け取る前に端末の対応状況を確認しているからです。逆に、信頼できる事業者が単なる見積もりのためにEIDを求めることはありません。EIDを伝えるのは、購入手続きの中か公式サポートに対してだけにしましょう。
渡航先ごとにeSIMプランを比較ネズミのアドバイス: 出発前にEIDを旅行メモに控えておきましょう。空港でインストールが止まってしまったとき、バッテリー残量3%で設定画面を探し回らずに済みます。
関連項目
よくある質問
EIDを人に教えても危険はありませんか?
EIDだけでは、回線にも請求情報にもアクセスできません。シリアル番号と同じように、購入する事業者かその公式サポートにだけ伝えましょう。
スマートフォンにEIDが表示されないのは正常ですか?
はい。設定にも*#06#にもEIDが表示されない場合、そのスマートフォンにはeSIMチップがありません。したがって、プランのブランドに関係なく、旅行用eSIMには対応していません。
eSIMを変えるとEIDも変わりますか?
変わりません。EIDはスマートフォンのチップに書き込まれています。入れ替わるのはeSIMのプロファイル(とそのICCID)です。