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eSIMrat

SM-DP+(eSIMを配信するサーバー)

技術的な上級編

2026年8月19日更新

執筆:Rony

SM-DP+(Subscription Manager Data Preparation +)は、eSIMプロファイルを準備・暗号化して端末に配信する安全なサーバーです。SM-DP+アドレスはそのサーバーのアドレスで、有効化用のQRコードに埋め込まれているほか、手動インストール用に(有効化コードとともに)テキストでも提供されます。すべての通信会社に共通する、GSMA規格の仕組みのひとつです。

旅行でEIDが重要になる理由

SM-DP+アドレスが必要になるのは、具体的には手動インストールのときです。端末が1台しかない、QRコードが読み取れない、カメラの調子が悪いなど、QRコードを読み取れない場合です。このとき事業者から、SM-DP+アドレス(rsp.example.comのような形式)と有効化コードの2つの情報が提供され、設定画面に入力します。

「プロファイルが見つかりません」というメッセージでインストールに失敗する場合、原因はほぼ必ず、アドレスの入力ミスか使用済みのコードです。有効化コードは1回しか使えません。その場合、プロファイルを再発行できるのは事業者のサポートだけです。

よくある誤解

「QRコードにプランが入っている」

違います。QRコードに含まれているのは、SM-DP+サーバーのアドレスと使い切りの有効化コードだけです。プロファイル自体は、インストール時にサーバーからダウンロードされます。使用済みのQRコードが使えないのはそのためです。QRコードの画像は残っていても、コードはすでに使われています。

実際には:端末ごとの違い

iPhoneの場合

  1. 「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」→「その他のオプション」→「詳細を手動で入力」を選びます。
  2. SM-DP+アドレスと有効化コードを、提供されたとおり正確に入力します。
  3. 確認コードを求められたら、事業者からのメールに記載されています。

Androidの場合

  1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「eSIMを追加」→メーカーに応じて「ヘルプが必要な場合」「コードを手動で入力」を選びます。
  2. 入力形式によっては、LPA:1$smdp-address$activation-codeのように1つの文字列にまとめる場合があります。
  3. 大文字と記号は正確に入力しましょう。1文字でも違うとダウンロードに失敗します。

比較するときに変わること

QRコードだけでなく、SM-DP+アドレスと有効化コードもその横にわかりやすく表示してくれる事業者なら、いざというときに助かります。eSIMratの比較では、こうした使い勝手の細部も評価しています。手間の差が表れるのは、順調な日ではなくトラブルの日です。

渡航先ごとにeSIMプランを比較

ネズミのアドバイス: QRコードが、それを読み取るはずの端末に表示されている場合の対処法は2つです。別の画面(ノートパソコン、タブレット、友人のスマートフォン)に表示するか、SM-DP+アドレスを使った手動入力に切り替えます。後者なら、島にひとりきりでも必ずインストールできます。

関連項目

よくある質問

eSIMのSM-DP+アドレスはどこで確認できますか?

購入確認メールや事業者のアプリで、QRコードの横に記載されています。「手動インストール」のリンクの中にあることもよくあります。見当たらない場合はサポートに尋ねれば教えてもらえます。秘密の情報ではなく、個人に紐づくのは有効化コードのほうです。

プロファイルがダウンロードできない場合はどうすればよいですか?

入力内容を1文字ずつ確認し、安定したWi-Fiにつながっていることを確かめてから再試行してください。コードが使用済み、または無効というメッセージが出た場合はサポートに連絡しましょう。有効化コードは使い切りで、新しいコードを発行できるのは事業者だけです。

SM-DP+とSM-DSの違いは何ですか?

SM-DP+はプロファイルを保管・配信し、SM-DSは、QRコードなしで待機中のプロファイルを端末自身が見つけられるようにするディレクトリです(通知による有効化)。どちらも一般向けeSIMのGSMA規格に含まれます。